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2019 / 05 / 10  14:21

三社祭で夏がくる

277151E2-9D4F-4343-8639-E5D63E86A35B.jpeg平成元年におでん屋「やっちゃん」が書いた本83ページの中から

一年の最大行事、三社祭りの五月、祭りまでの日数が少なくなるにつれ、昼間仕込みをしながら祭りの話、夜はお客様と祭りの話、日を追って知らず知らず心が踊ってくるのがわかります。町全体がそうなるのでしょう。お客様もだんだん祭りらしい顔になり、本当におみこしをかつぐらしい人ばかりがやって来ているように思えますから、不思議なものです。子供の頃から私もかついでいますが、一度も欠かしたことがありません。絶対にこの日に他の予定など立てたことがありません。今ではほとんどかつぎませんが、朝から支度だけはして(祭りの装い)、仕込みをしておでんの鍋の前に立ちます。心の中の一隅に、すきがあればかつぎに行こうと思っているんですね。きっとお客様の方から見れば浮足立っているのがわかることでしょう。

もうすぐ三社祭、賑やかなあとは、おでん屋さん🍢も次第に静かになってゆきます。